MARUJOU株式会社では創業以来、多様化するガラスの可能性を求め、情熱と信念をもって開発、加工技術にとりくんでまいりました。これらの知識と経験によりどんな製品にも常に安定した性能を確立しております。
強化(風冷・化学)
【風冷強化】 | |
ガラスを軟化温度近くまで加熱し、その後、ガラスを風冷することにより、表面に圧縮応力を発生させ、ガラスの強度を未強化ガラスと比べて約3~5倍に高めたガラスになります。 また、破損した場合においても、未強化のガラスと比べて、破損形状が細かくなることから、二次災害を軽減する特長を併せ持っています。 |
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【化学強化】 | |
化学強化法やケミカル強化法、またイオン交換強化法などとよばれている方法でガラスの表面を強化したガラスです。ソーダ石灰ガラスを380℃程度に加熱した硝酸カリ溶融塩に入れると、イオン交換がおこりガラスの表面にテンションがかかり化学強化ができます。一度加熱処理したガラスを冷たい空気で冷やす方法とは違って、ある程度製造にも時間もかかります。 普通のガラス(フロートガラス)に比べると、5倍以上の強度を持っています。熱処理強化よりも、強度がつよくなります。 ケミカル強化ガラスは、加工後でも切断したり、穴あけなどの加工が可能なガラスです。 |